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映画『バイオハザード ディジェネレーション』

 映画『バイオハザード ディジェネレーション』を見る。
 カプコンによる、大ヒット・ホラーゲームシリーズの、これはハリウッド実写版ではなく日本製フルCG映画版。
 『ホワイトアウト』『日本沈没』等で特撮監督を務めた神谷誠の、長編監督デビュー作。
脚本は、『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』シリーズ構成の…と言うべきか、映画『CASSHERN』脚本家の一人と言うべきか、菅正太郎。

 物語は、シリーズの流れの中にあり、ゲームを全く未プレイで この映画を見ても、細部はよく分からないだろう。
「ゾンビやらモンスターが出て、それと主人公達がタフに戦う」というのが映画の、そしてゲームでも毎度のストーリーなので、全てを理解しようとしなければ「何が何だかさっぱり分からない」事は無かろうが。
 CGによるキャラクター造形は、最初 少し違和感があったけれど、すぐ気にならなくなってくる。
それより、ゲーム中のムービー部分を見ているような気分になる事が多く、「どの辺りからコントロールをコチラに移譲してくれるんだろうか、今ゾンビに囲まれているから、取りあえず手近な奴を撃って有利なポジションに移動しなければ…」とか ぼんやり考えている「ゲーム脳(誤用)」ぶりに我ながらビックリ。

 作品冒頭、空港での対ゾンビ戦が、一番楽しかった。
それは、ゲームでも、どんなモンスターよりゾンビが好きな自分の嗜好に寄っているのだと思うけど。
 ただ…時間を経るごとに薄れていく緊張感や、割と いい加減なプランで何となく上手く行ってしまう救出行動など、余り感心できる内容ではなく。
「自分が」主人公となって遊んでいるゲームなら、「自分が」緊張しつつ行動するし、「自分を立てるため」作戦に穴が空いているのも容認できるのだが。

 イベント的な映画だろうと思っていたため、空港での事件が早めに片付き、普通の映画のようにキャラクターを彫り込みストーリーを語り出すのに驚く。
 これが…うーん、ゲーム『バイオハザード』的な物語を求めていた客層には、期待に対し必要十分だったと思う。
しかし、映画みたいな体裁を取るなら きちんと映画にしてくれ、と考えつつ見ると、事件の行方もドラマの構成もキャラが背負う事情も、薄味で物足りず。
 映画なら、ゲームとはまるで違う作り方が出来るはずなので、形式に縛られない『バイオハザード』を見せて欲しかった所。
「ゲームファンを満足させる内容」に特化させた事で、狙い通りゲームファンからは評価が高い映画になった訳だから、こう言われても制作者は「意図して切り捨てた方向を求められましても…」だろうが。

 アクションは迫力があり、施設内の非人道的な仕掛けは、らしくて楽しい。
文句を言いつつ、「ゲームシリーズのファンとしての自分」は結構 喜んで見ており、フクザツ。
 含みを残すエンディングは、次作ゲームに続くのだろうか。
ああ、『5』を遊ぶため、PLAYSTATION 3かXbox 360、どちらかを買わなくては。
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