オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ヒャッコ』12.「一姫二太郎三虎子」「虎子故に迷う鬼心」最終13話.「四人虎を成す」

 原作に対する自分のイメージは、「危うい所のあるコメディー」。
危うい、というのは作劇技術とか演出力を指すものでは勿論なく、キャラクターやドラマがいつか思いも寄らない方向へと転がりだしてしまいそうなドキドキがある、というか…うーん、上手く説明できないけど。
これは、作者の独特な感性に寄っているのだと思う。
 それがアニメでは、「安定したほのぼの学園コメディー」になっており、危うさなどドコにも無い、癒し系ですらある雰囲気を醸し出していた。

 などと偉そうに言いながら、虎子の家庭の事情を全て明かすエピソードまでは、原作を読んでいない。
だから、原作ではどういう扱いが成されているのか分からないが…
 アニメのテイストからすると、こうして「不思議な考え方をし、不可解な行動を取る」虎子の性格が構成された要因を全て明かし、スッキリと分かりやすくして終わる やり方は、実に妥当。
 個人的に、虎子がビンタを食らって真面目に泣きながら駆け出す姿、なんてのを見たくはなかったけど。
 第一話に到る前段階を描き、シリーズを輪にして終わる最終回も、アニメの流れとしては納得できる。

 作画に酷い乱れが見られる話数が多く、アニメとして高品質だったとは言い難い。
 良く出来た作品であった、とも言えないけれど…
大きく原作の良さ・キャラクターのお陰があり、嫌いになれない、ほわほわ~としたアニメだった。
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