オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『空を見上げる少女の瞳に映る世界』03.「立ち向かうこと」

 カズヤとスズメによる渡河作戦自体はともかく、何のためにわざわざ目立つやり方で学校を抜け出し、昼間に川を渡る必要があったのか。
二人とも学校を休んで計画を実行すれば良いはずだし、放課後に行えば少なくとも教師の干渉は受けなかったはず。
 騒がれ、構われたかっただけなのか…「そういう障害にも負けず川を渡りきる僕達の愛はホンモノ」という激しい自己陶酔なのか。

 渡っている最中には、もっとイベントを組んで心の動きも追い、大変な行動だった事を実感させて欲しいもの。
「手が離れてしまいました」ぐらいしかアクシデントが無いし、見守る観客の視点から行動が描かれるため、主体となる二人の気持ちが伝わってこない。
 これで良いのなら、前回 時間を取ってカズヤの過去なんか見せる必要はなかったはず。

 世間に多大な迷惑と心配を掛けて ただ川を渡った二人の行動が契機となり、「みんなの未来を守ってくる」などと言い始め異世界の存在と積極的に関わろうとするヒロインも、意味不明。
 「ボチボチ話が動いてくれないと困るからヒロインには能動的に行動して欲しい」制作者側の都合ばかり見え、物語としてヒロインに決断を強いるようには出来ていないのに、無理矢理 走り出させてしまった。
 事態にヒロインを巻き込む直接的な方法など いくらでもあると思うが、友人の渡河が動機付けになる、という回りくどい構成にし、しかも失敗して説得力皆無に。

 ムントと手が触れ合った後のヒロインのセリフ、「一瞬、二つの世界が繋がって、双方に滞っていた巨大な力が、二人の手から一気に交差し、世界に流れ込んでいった」。
…何でこんな事がヒロインに分かるのか不思議だし、こう言われても意味がよく分からないし、かなり重要だったのだろう この出来事をセリフで説明して済まそうというのも感心しない。

 色々な事を投げ出しにしつつも「打ち切りエンド」っぽい終わり方だったので、本気で最終回かと思ってしまったが、まだ続くのか。
 うーん、作画には見応えがあるけれど、シナリオの不出来さ加減が酷い。
これ以上見続ける理由はない…かな。
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