オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『インベージョン』

 衛星で放送された映画『インベージョン』を見る。
 監督は『ヒトラー 最期の12日間』『es』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
主演がニコール・キッドマンで、共演にダニエル・クレイグ。
 SF小説『盗まれた街』四度目の映画化。
特別引かれている題材という訳でもないんだけど、ドン・シーゲル監督による一作目以外は全部見ている。

 今作は、基本アイディアである「宇宙生物(植物)により人間のコピーが作られ、入れ替わりにオリジナルは死んでしまう」という所から変更してある。
「体内に入り込んだ微小な宇宙生物が脳を乗っ取り体を支配する」といった形に。
 その割には、原作の雰囲気を残したいのか、宇宙生物に支配される前、一度人間の回りに薄い繭のようなモノが作られる。
しかし、コピーが作られる訳でなく、外見も変わらないので、この工程は不必要。
 ラストから逆算して設定変更を行ったのかも知れないが、不気味さや絶望感が薄れる結果になってしまったような。

 支配された人間が政治の中枢にまで入り込む事で、世界から戦争が消えていく皮肉は、面白い。
 これが言いたい事であれば、侵略は暴力を排し、恐ろしくも静かに進行する方が効果的だと思うのに、逃げるヒロインの車に火炎瓶投げつけたりする頭の悪さで、台無し。

 一捻りして来るかと身構えていれば、スイッと素直に終わってしまうラストは拍子抜け。
テーマを読み取ろうとしたら、意味があるんだろうけど。
 ニコール・キッドマンの美しさが、映画の大きな救いだなあ。
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