オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ゴルゴ13』45.「36000秒分の1秒」

 緊張感があり、ほんの僅かなチャンスに賭けるゴルゴの狙撃への執念がよく描かれていて、面白い話だった。
 トレーナーが裏切る事について、事前に借金がある事を匂わせており、ゴルゴが支払った多額の報酬もその返済に消えてしまう、という語りで、不穏な伏線を引いている所など、上手い。
 戦える状態ではないゴルゴが取った、逆転の手段は…
唐突だったためポカーンとしてしまったけど、「ゴルゴはとにかく異常なまでに用心深い」事を考え合わせると、「こんな事もあろうかと」武器を仕込んでおいたのかな。
 偶然、武器のある場所に飛ばされたから助かった、ようにも見えるが、実はもっと何種類もの仕掛けがあったとか。
立ち去っていく時、施設が炎に包まれるのも、その一種だったのかも知れない。


 ついでに、前回の話「ロックフォードの野望」。
 強大な財力を持つロックフォードから要請され、大統領?自ら電話でゴルゴに狙撃の中止を求める。
従わなかった場合は、アメリカという国家全体を敵に回す事になる、という脅迫付きで。
 さすがに今後の仕事の事を考えても無視して良い話ではなく、どうするのか…と思えば…

 「パーン」何事もなかったかのように狙撃。
 そして、ブツッと話が終わってしまう。

 今回は、メンツを潰された米政府から追われるゴルゴがいかに窮地を脱するか、という話に…なるはずもなく、関係ない内容。
 そりゃ、一度引き受けた依頼を途中で投げるのは勿論、遂行を躊躇う態度さえもゴルゴっぽくはないが。
誰のどんな脅迫も意に介さないんだろうけど。
 …せめてもうちょっとフォローがあっても。
 死んだロックフォードにはもう何の力もなく、元々人望が無かった事で彼の後継者も「敵討ち」を考えるとは思えず、この件は忘れるのが最も効率的という大統領判断が下った、とか。
ゴルゴに依頼をしたロックフォードの敵対者も相当な力を持っているはずで、大統領としては「今からは彼の不興を買わないよう行動した方が得策」と考えた、でもいい。
 原作にはエピローグがある、という話だけど…
うーん、なかなか面白いエピソードだったのだし、前後編に伸ばしてでも、略さず描いて欲しかったなあ。
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