オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『ミッドナイト・イーグル』

 地上波放送を録画してあった映画『ミッドナイト・イーグル』を、今頃見る。

 墜落した爆撃機を巡るアクション、という基本アイディアは面白い。
その現場に向かう主人公を、戦闘や任務遂行のプロではなく、登山に通じたカメラマン達に設定するのも、面白く出来そうな要素。
 しかし、実際の映画では それらを上手く活かせておらず、特に「戦闘のプロではない主人公達がいかにして危機を回避し、乗り越えていくか」に掛けるアイディアの量が絶望的に不足しており、「運が良かった・何となく」で済ませてしまう。

 何度襲撃を受けても「何となく」無傷で済む主人公らに比べ、装備を調え現場に臨んだはずの自衛隊員部隊がアホみたいに殺され、あっという間に全滅するシーンでは、さすがに絶句。
 何としてでも爆撃機を確保しなければならない状況に、ヘリで現れた自衛隊員達が、「危険だから」というだけで着陸せず、イチかバチか飛び降りるような事もなく、地上への援護攻撃もナシで、主人公らに武器の補充すらせず、ただ帰っていくのも凄い。
 自衛隊を格好良い戦闘プロ集団に描いてヒーローにする必要は無いけど(それにしては薄いヒロイズムとかあったり)、ここまで無能に描く理由もなく。

 ラストの事態解決手段がまた、???
 これだけ精密攻撃が出来るなら、ヘリからポイントを指示し、敵だけを排除する事も出来たのでは。
 子供と最後の通信をする、『アルマゲドン』っぽいシーンを作りたかっただけ?とさえ思えてしまう。

 テレビで見る分には、こんなモノかなあ、という出来。
 特にテーマも描けてないのだし、いっそ吉田栄作演じる自衛隊員を主人公に据え、アイディアは無くとも派手な銃撃戦で見せるエンターテイメントにした方が、見易かったろう。
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