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『仮面ライダーディケイド』09.「ブレイドブレード」

 この作品では何度も同じ事を書いており、もういい加減「そういう構成なのだ」と考えて見るべきだろうと思いつつも、やっぱり「凄く面白くなりそうな設定をサッと駆け抜けて終わらせており、勿体ない」。

 昇格・降格の激しい社内ヒエラルキー制度。
階級上昇に伴い、ムツキの人格がドンドン歪んでいくのが面白い。
 社長が持つ、会社利益のためには少数を躊躇いなく切り捨てる経営者論理。
下に付く社員達についても「所詮は給料のために働いている」と見下しており、それはそれで一視点として間違っていない訳だけど、最下層まで落ちても人の和を伴って這い上がってくるカズマには敵わず。
立場と基本的考え方の違いから対立する社長と一社員(社長に反発しつつも会社の力が無ければ戦えない)、という見せ方は、もっと時間を掛けて描けば、特に年長の視聴者に興味深い何かが出て来そうであり、くどいけど勿体ない。
 食堂で働く者達とカズマの間に生まれる仲間意識についても、あと少し描写があれば、もっと嬉しいモノになったと思えて。
 まあ、「もう少しもう少し」と思わせる段階で留めておくのが丁度良い案配、って可能性もあるけれど。

 何か考えていそうで、実は何も考えていないのかも知れない士。
テキトーなのに、割と全てを上手く転がしていく強運が楽しい。
 チラチラとその正体について伏線を引きつつ、まだまだ全貌を伺わせない。
彼の全てが明かされる時、世界の謎も解かれるんだろうな。
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