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『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』01.「待ち伏せ」02.「マレボランス襲来」

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

 3DCGアニメ作品。
映画公開されたものから、順次放送してくれるのが嬉しいよNHK。
 本編の『2』と『3』の間を埋める…というか膨らませたシリーズ。
 自由に、どんな話でも作れる、とはいかない、制約の厳しい制作体制になる事が予想され、そんなんで大丈夫なのか…と思うけれど、同条件下、手描きアニメで作られた『スター・ウォーズ クローン大戦』は非常に面白い作品だったので、期待を込めての視聴。

 映画公開版から、良い出来。
 本編には登場しない、アナキンのパダワンである少女・アソーカを新たに設定したのが、効果的。
未熟ではないがジェダイとして完成されてもいないアナキンの微妙な有り様を、まるで未完成な…かつてのアナキンを思わせる彼女が浮き上がらせてくれる。
 …といっても本編には居ないのだから、このアニメシリーズの最後では、死ぬか、そこまで行かずとも何らかの形で片付けざるをえまいけど。

 「ジャバ・ザ・ハットの息子が誘拐された」とする筋の作りも、楽しい。
『1』で、ジャバの嫁さんらしい姿が見られ、「結婚してたんだ」と驚いたものだけど、息子が居た事で更にビックリ。
 ジャバの承認を得る事により、ある領域の通行が安全になる、として、結構な大物なのだと感じさせてくれるのも、嬉しい。
宮殿の様子とか、アニメオリジナルの設定を作り、すっかり描き変えて良かったのに…ボディーガードも大した数居ないし、どうもビジュアル的には小物ヤクザっぽく思えて。
 まだ若い(?)ジャバの、本当の恐ろしさ、というようなモノも見たかったかな。

 ジェダイが、とにかく強く描かれているのが素晴らしい。
本編では、特に計画もなく集団で突っ込んでいって危なく全滅しそうになる お間抜けぶりだったり、ヨーダでさえ「やたら元気に跳ね回る」以外はマスター・クラスの実力を見せてくれないから。
 シリーズ一話で、ザコドロイド集団や戦車相手ならヨーダ一人で十分殲滅できたり、崩れ落ちてくる無数の岩塊をフォースで支えて弾き飛ばしたり(本編より遙かに力が強い)、「さすが」。
 それより、クローン兵にまでも「道」を説く、その態度こそ「見たかったヨーダ」なのかも知れないが。

 キャラクターを絞り、シチュエイションを限定し、その話での目的を明確にして、一話ずつ しっかり作ってある。
 クローン兵士が、それぞれある程度の個性を持っているのは、意外。
総じて有能であり、素直で従順。
 いかにも怪しげなクローン兵を主力として使い、やっぱり裏切られて総崩れになる本編のジェダイを間抜けに思っていたけれど、こういう姿をずっと見せられていたなら、信用して仕方ないかな。

 基本的に良い奴であり、アソーカとの関わりを通して成長し、年若いジェダイへの気持ちを深めていくのだろうアナキン。
 このままだと、本編に上手く繋がるのかどうか。
いや、もう繋がらなくて良いから、アナザー・ストーリーとしてでも、完成された素晴らしいジェダイ・アナキンの姿を見せてくれる事を望んでしまう。
 この流れの果てに、ダークサイドに堕ちダース・ベイダーになってしまうアナキンの悲劇を、このスタッフで新たに語り直してくれても良いな。
 まあ、ルーカスが許す訳ないけど。

 現在のレベルをキープして、価値あるシリーズになってくれるよう、期待。
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