オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『東のエデン』04.「リアルな現実 虚構の現実」

 ぼんやりと語られてはいたけれど、物語の主題となる、百億円使える携帯を用いたゲーム(救世主育成プラン?)について、はっきりしたルールや勝利・敗北条件が示された。
 百億円は凄い金額で、普通だったら一生掛かっても使い切れないだろうが、モタモタしていたりバカな用途に景気よくバラ播いたりしていたら、その「一生」が本来の寿命より相当に早く終わってしまう。
 この莫大な予算を使えば、かなり大きな事も出来る…でも国を救うには、まるで足りない。
いや、一兆あっても難しいか。
逆に、「日本を滅ぼす」「人口を半分ぐらいまで減す」なら、何とか出来そう。

 多くの人間を継続的に救い続ける病院システムを構築した今回の医師が、目標を達成した事にならないんじゃ、何をもって「国を救った・正しい方向に導いた」と判断できるのか、分からないなあ。
 意外と、国を混乱と絶望に陥れる「魔王」になってしまう方が、人々に「日本人」としての意識を呼び起こし、連携と友愛の心を芽生えさせる方向では、正しいのかも。
そういう考えに基づき、『機動戦士ガンダム00』ソレスタルビーイングは活動していた訳で……上手く行かなかったけど。
 ミサイルを撃ち込んだのは、こんな思想を持ったセレソン(記憶喪失前の滝沢自身だというのがパターン)だったり。
ああ、事前に時限式でテロ計画を仕込んでおき、記憶喪失後のイノセントな自分が それらから世界を守る事で、自作自演の「救世主」になってみる手もアリか。
それもまた、主催者の好みには合わないだろうが。

 選ばれた十二人のうち、既に命を落とした刑事はロクデナシ、一人はサポーター、となると残るセレソンは十人。
 このゲームの主催者が「神」とか、それに等しい力を持つ知的生命体だとして、虚飾の国と化した日本(世界?)を滅ぼすかどうか決める前に、アブラハムが「神」から引き出した、十人の正しい者をソドムの内に見出した場合どうするのか、に対する答え、「滅ぼすまい。その十人のために」(旧約聖書 創世記)、この条件は満たされるのか、これから試されて・確認されていくんじゃなかろうかと妄想。
 医師は、正しい人間で有り得たか。
正当な方法ではとても設立できなかった病院施設を、賄賂を渡し有力者に動いてもらって実現させた、という意味では、目的が正しくともグレー、かな。
 彼が正しい者でなかった場合、既に十人の条件を満たすのは不可能。
 まあ、それはコチラの妄想基準の話だし、主催者は変人の大金持ち(故人かも)らしい上、これから「正しい人」ばっかり出て来たって物語はつまらないだろうから、そんな「真相」が設定されている可能性など皆無だけど。

 先が読めず、想像の余地が多々あって、面白いなあ。
スポンサーサイト

アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『侍戦隊シンケンジャー』12.「史上初超侍合体」 | HOME | 『けいおん!』05.「顧問」>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |