オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『こんにちは アン ~Before Green Gables』07.「木枯らしとバラの花」

 決して悪くない、頑張っている内容だと思うけれど、MXで放送中のオリジナル『赤毛のアン』と並べて見てしまうと、どうしても物足りなさが残る。
良くも悪くも「普通」だというか。
 今回の、老婆・ミントンが抱える孤独と喪失感、それをアンが埋めていく描写にしても、余りに通り一遍であり、深みや味わいに欠けてしまう。
 ちょっと駆け足にドラマを消化しているようにも思えるし。
…オリジナル・アニメ版『アン』の進行ペースが、驚くぐらい ゆっくりだ、というせいもあろうか。

 とはいえ、頑固なバアさんの懐に飛び込むのが昔から上手かったアンの様子は楽しく、エリーザを娶っていったロジャーの、金持ちである自分の境遇に甘えない正しさ、「幸せにして上げる」ではなく「僕と一緒に苦労をしてくれないか」とでも言いたげな態度は男として中々格好良く感じられ、見所が無くはないんだけど。
 あともう一歩の踏み込みがあれば。
その一歩は、作品のレベルを まるで変えてしまう大きな一歩であり、誰にでも踏み出せるものではないのだろうが。
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