オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ザ・ウルトラマン』01.「新しいヒーローの誕生!!」02.「光るペンダントの秘密」

 衛星で放送が始まったので、鑑賞。
1979年作品。
 本放送で見ていたはずだけど、特に前半は ほとんど忘れてしまっている。

 第一話で、科学警備隊が設立される過程や、その隊長に就任する条件として新鋭攻撃機を引っ張ってくるアキヤマの交渉術、「何となく警備隊への入隊が許される」のではなく他部門からの転任として隊に加わる主人公、等、これまでのシリーズで不足していた部分を補う描写が見られるのは、嬉しい。
 しかし…ウルトラマンと主人公が融合する理由に納得できるモノが無かったり(事前の地球規模に及ぶリサーチで融合対象が決められていた、とか補完できなくはないが)、一話目の事件・怪獣の設定が隊やウルトラマンを紹介するのにベストなものとは思えない、危機感も面白味も薄い物だったりと、宜しくない所も多々。

 何より、ウルトラマンとしては重要であるべき怪獣が、第一話から恐ろしく どうでもいい、魅力に欠けるモノであるのは致命的。
 「恐竜を強くイメージしてあり、着ぐるみでは実現し辛いデザイン」とか「群れとして登場させる、特撮だと難しい表現」といったチャレンジはあると思うんだけど…
この怪獣のソフビ人形なんて、子供は欲しがらないだろう。

 続く二話。
 竜巻怪獣、という、これまた当時の特撮では非常に実現困難な特性を持たせてあり、「アニメーションならでは」の表現に挑んでいるのは分かるが、ドラマも含め、とにかくインパクトが薄く印象に残りづらい。
 内容。
サブタイトル「光るペンダントの秘密」から、ウルトラマンに変身するための条件や変身アイテムの重要性なんかが描かれるのかと思えば、全然関係ない、ムツミ隊員に送られたプレゼントの事(変身アイテムは「ペンダント」じゃないし)。
歴代作品も確かに こういう所があったけど…シリーズ中盤辺りに挟む緩んだ話のようで、もうちょっと基本設定を固めていく内容であって良かったかと。

 当時の水準として、特に悪くないが良くもない作画。
 ……年長のウルトラファンが余り憶えていない・見ていない作品であって、無理ないなあ。
シリーズ立ち上げ段階でのテンションの低さは、痛すぎる。
 今になって、ノスタルジーも込めてならば、そういう所も逆に楽しく見られたりはするんだけど。

 他のウルトラマン(U40人)が登場したり、巨大戦闘艦が飛び、宇宙へ旅立ったりするようなアニメならではのノリが現れてこないと、本作の評価はできないか。
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