オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

訃報・栗本薫

 作家、栗本薫が亡くなる。
 『グイン・サーガ』を始め、『魔界水滸伝』『伊集院大介シリーズ』『ぼくらシリーズ』等、数多くの人気作品を書かれた方で、自分も一時期は、中島梓名義の評論も含め、かなり熱心なファンだった。
 伊集院大介の、胸に染みる言葉に、ささくれた心を癒された覚えが。

 アニメ化された『グイン・サーガ』の放送途中であり、後どれだけ続くはずだったのか分からないが原作未完のまま逝く事になってしまったのは、とても無念だったろう。
 リアルタイムで刊行を追い続けていたファンにとって、この喪失の衝撃は如何ばかりか。

 読書の時間が取り辛くなってしまったせいもあり、シリーズ途中で挫折してしまったが、結局、グインとは何者だったのか、分からずに終わってしまったのかな。
あるいは、いずれ創作メモのような物をまとめる形で構想が明らかにされる可能性もあるけれど…インスピレーションに突き動かされて書くタイプの作家さんだったようなので、全体構成は御自身でも完全に把握できていた(把握しようとしていた)のかどうか。
 パズルのピースを与えられ、残りを想像で埋める楽しみを残していってくれたのだ、と思えば、いくらか救われるだろうか。
いや、『グイン』の魅力は謎解きより、生き生きとしたキャラクター達の輝きにこそあったもので、作者自身の手により紡ぎ出される彼ら彼女らの未来にもう触れる事が出来ないのは、どうにも埋める事が出来ない悲しみだろうな。

 ありがとうございました。
 ご冥福をお祈り致します。
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