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『GUIN SAGA - グイン・サーガ』08.「狼王との出会い」

 数話分溜まっていた録画データを、消化。
 ううーん、やっぱり、酷く悪くはないが良くもない内容。
原作の面白さに大きく寄りかかり、退屈をさせる事は無いのだけれど、視聴者をグイグイ引っ張っていくようなパワーに欠ける。

 巨大な流動体生物・イドを用い、モンゴール軍を襲うグインの作戦。
 このイドについて、演出法は、「目にしてからではとても逃げられないスピードで軍勢を襲う」か「それ自体は回避不可能なほど早い訳ではないが、パニックに陥った兵士達の不手際により飲み込まれてしまう」辺りではないかと思う。
しかし、画面では、「早かったり ゆっくりだったり一定しないイドの動き」「イドは直線で進行するため、ちょっと脇道にいれば大丈夫」「なのに兵士の多くは ぼんやり突っ立っている内に やられる」といった見せ方。
 イドを どういう風に見せたいのか、怪異を目にした兵士達の心中をどのように感じて欲しいのか、余り考えずに作っているとしか。

 何となく敵陣に侵入成功するイシュトヴァーン、何となく狼王に付いて行くグイン、この辺りも弱い。
特に狼王については、助けられ、共に旅をする行程の見せ方が淡々とし過ぎており、目的地で別れるシーンに感慨が湧かず。
時間の都合で切り詰めるのは仕方ないが、せめて印象に残るシーンを しっかり描いて欲しい(例えば、差し出された生の鳥をグインがどう処理したのか、上手く見せれば視聴者の記憶に残しやすかったかと)。

 やはりまだ、「このアニメで初めて『グイン』の世界に触れる視聴者には、ヒロイックファンタジーとして そこそこ面白く見られるかも知れないが、可能ならば原作を読んだ方がずっと良い」という評価に留まる。
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