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『東のエデン』最終11話.「さらにつづく東」

 しばらく感想を書いていないウチ、最終回になってしまったので、まとめて。
 ううう~~ん……

 これだけ大規模なゲーム(救世主育成プログラム?)を仕掛ける黒幕は、国家単位でも なかなか難しいと思え、『涼宮ハルヒ』じゃないけど「宇宙人(神に等しい超生命体)」か「未来人」ぐらいかと予想していたが、意外にもその正体は、政財界を影から動かす所謂「鎌倉の老人」。
 んんんん~?
いや、そう言うならそう受け取るしかないが、余りにも古いというか、ありふれているというか。
 この「真実」は、フェイクである可能性もあろうが。

 怒りに燃え暴徒と化したはずのニート達が、すぐ大人しくなったり。
 クライマックスかと思われるミサイル攻撃を、実に簡単な方法で回避したり。
 「予想を裏切る」事は出来ているのかも知れないが、同時に「期待を裏切る」内容とも思えてしまう。
 特に、ミサイル攻撃回避については、もう少し意表を突くような方法を考えて欲しかったなあ。
安易に考えて浮かぶのが、「再度ハッキングし直してミサイルを途中で自爆させる」か「ハッキング、あるいは財力を用い、超法規的に迎撃する」もしくは「ジョニー狩り姉ちゃんも使っていたスーパーイリュージョンでミサイルを消してしまう」といった手だろうから。

 裸のニート達が、冬だというのに全く寒そうにないのは不思議。
色々あって体が鍛えられたから?
 まず自分の携帯を探す…って、そういうモノかなあ?携帯は誰かが充電してくれてた?
 怒りの対象であろう滝沢の言葉で、一斉にミサイル回避方法を書き込み始めるのも、不思議。
 どうも、制作者が頭の中で簡単に考えただけの話を見せられているような気分になり、乗れない。
 滝沢が記憶を消したのも、ここでまた妙な行動を取っているのも、まるで分からない訳ではないにせよ、「納得できる」「感情移入できる」とはとても言えず。

 実は、このゲームの真相は何か、とか、クライマックスのアクション的な盛り上げとか、そういうモノに興味がない作品だったのか。
…それにしては、そこに費やした時間が長いけれど。
 そうだとして、代わるテーマとしては「ヒロインの成長」「ボーイ・ミーツ・ガール」といった所だろうが、この辺りは全く食い足りない。
滝沢も咲も、シリーズを背負える程には魅力的なキャラクターたり得ていないので。
関係の変化も、さして劇的でなく。
 「さんざ考え抜き、人生さえ掛けて作り上げた作品(ミサイル攻撃計画)が、ニートの集団により台無しにされてしまう」顛末を描いている、と捉えると、このクライマックスには別の側面が見えてくるだろうか。

 先の読めないストーリーにはドキドキさせてもらったし、キャラクター達も決して薄っぺらな存在ではなかった(スーパーハッカー・パターンながら、部屋に閉じこもりっきりのパンツ男、というのは面白かったなあ)。
最後まで崩れない高品質な作画は素晴らしく、過度な期待を抜いて、「単にノイタミナの一本」と考えると、これで文句を言うのも贅沢かな。
 しかし……確かに未完であり何にも決着が付いていない上、滝沢が日本の「王様」になってしまい、これからどうするのかとは思わされるけれど、視聴者は劇場版を、しかも二本も、見に行く気になるものだろうか。
個人的には、うーん、厳しい。
 ヨメが羽海野チカの熱狂的ファンなので、引き摺って行かれる可能性はないでもないが。
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