オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『咲-Saki-』12.「目醒め」

 割と長く引いてきた、のどかが持つペンギン縫いぐるみの顛末、解決。
 いくらでも波乱を予感させる、ダークな展開に出来たと思うが…盗んでいった二人組は すぐ改心、たまたま拾った衣は「隠して のどかを困らせてやろう」は勿論「気に入ったから自分のモノにしよう」程度の邪心も持たず、届けて喜んでもらい頭を撫でられたい、とかいう外見以上の幼さ・純粋さを見せる。
 破損して取り返しが付かないかと思われた縫いぐるみは、有能執事により完璧に近く補修され、届けに来た衣を見た のどかは「この子が盗んだのでは」などと誤解せず、補修されている意味も正しく受け取って感謝さえ(真犯人から事情を聞いていたから、だが)。
 僅かに引いた問題点は、のどかと友達になれなかった衣の残念さ、ぐらいか。

 女の子達が、揃って良い子過ぎ。
余りにもライトなストーリーに、拍子抜けしてしまう。
 欲とか裏切りとか他者を陥れる快感とか、麻雀物にアリガチなダーティーな要素をことごとく除いた作品。
「こんなに明るく楽しく可愛い麻雀の描き方が有り得るのか!」という事こそ、このアニメの大きな魅力だろう。
 勝負に、どうして勝てた・負けたのか、の描き方が食い足りないけれど、「麻雀自体の強さ・弱さ」より「麻雀に向かうキャラクターの動機の強弱」で勝敗を決めて良い作品だと思う。
「キャラが持つ萌えレベルの強さが、そのまま麻雀力に直結する」…と考えても良かろうか。

 透華の頭のアホ毛が、感情に応じてぐるぐる回ったりするのが可笑しい。
 もうちょっと取っつきづらい高慢お嬢様であった方が、ツンデレの落差が出たかなあ。
最初から良い子なので…

 今更だけど、本当に男が出てこないアニメ。
 ヒロインらの部内に一人だけ男が居るけれど、「居るだけ」だし。
普通、「黒一点」としてヒロインらとの間に三角関係を構築するか、せめて「好きな女の子のために男の子は頑張る」姿を見せるものだが…最初に設定してしまったから仕方なく出し続けている、ぐらいの存在理由しか持たない。
 女の子しか参加していない麻雀大会といい、世界の歪ませ方が徹底していて、気持ち良いぐらい。
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