オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『呪怨 パンデミック』

 衛星で放送された映画『呪怨 パンデミック』を見る。
 日本のホラー映画『呪怨』の、ハリウッドリメイク二作目。
 監督は、日本オリジナル版と同じく、清水 崇。

 ビデオ版から ずっと見てきた身としては、さすがに限界を感じてしまう。
 白塗りの子供が膝抱えて座り込んでニャーと鳴き、白塗りお母ちゃんが怖い顔して迫ってくる、という、ほぼこれだけしかパターンがないため、もうほとんど怖くなく。
 かといって、CGを用いてみたりヒネったパターンを使ってみたりすると、「こんなの『呪怨』じゃない」になってしまうのが、難しい所。

 舞台を日本と海外に分ける構成が、追い詰められるような怖さを分散させてしまっており、残念。
 時系列をいじる作りも、恐怖に繋がらないのは勿論、なるほどと感心させてくれる事さえなく、ただ分かり辛くしているだけかと。
 お母ちゃん誕生の秘密は、明かす必要があったのかどうか。
『呪怨』は、道理の通らない気持ち悪さがキモだと思うので、変にスジを通してしまうのは良くないような。
まあ、山奥の寒村に住む老婆が英語ペラペラなのは、スジが通らず居心地悪かったけれど。

 長い廊下の向こうから、天井の灯りが次々に消えていき、闇が迫ってくる度、一瞬だけ お母ちゃんの姿が見える演出が妙に格好良い。
バットマンに似合いそう。
 学校教員室で、友人二人が行方不明になった(死んだ)と怯える女生徒に向かい、女教師が「何言ってるの?あなたの横にずっと居るじゃない」というシーンは、怪談っぽくて楽しい。

 国内・海外と、時間も場所も問わず飛び回り、呪い殺す人数の増加に多忙を極める白塗り母子の奮闘ぶりを、「なんでだよ!」「そんな所から出てくるのか!」「いくら何でも頑張り過ぎだろ!」等と突っ込みつつ、楽しむ映画。
 海外で起こした事件により、新しい「呪いの家」が誕生した、って事で、次作に続ける目論見なのかな?
スポンサーサイト

映画 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『涼宮ハルヒの憂鬱』17.「エンドレスエイト」 | HOME | 『東京マグニチュード8.0』03.「燃える、橋」>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |