オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『涼宮ハルヒの憂鬱』18.「エンドレスエイト」

 「宇宙全ての時間を止める」機械があったとして。
それは未来永劫 壊れることなく機能し続ける、あるいは、時間を止めた瞬間に自分も止まってしまうとして。
 起動したその機械により、ある瞬間をもって時の流れは終わったのだという事を、誰か知覚できるのだろうか。
 笑った・泣いた・怒った・大事な話をしようとした、その次の一瞬はもう決して来ないのだ、というのは、どんな気分だろう。
気分ったって、本人に止まった自覚がなく、全宇宙スケールの事態では、「そんな事は起きていない」のと一緒なのかな。
 別次元人から、もしくは時間を超越した「神」というような存在にでも観測されていれば、また違うかも知れないが。

 全然関係ないけど、昔そんな事を考えていたのを思い出す、ループ七回目。
 罵倒するのも、誉めるのも、まだ可能ではあるにせよ、ギリギリと迫り来る限界と恐怖を感じてしまう。
 もうこのループから逃れられないのではないか、という恐ろしさ、そして ただの視聴者に過ぎない自分などには何も出来ない、という諦念。
永遠とも思える時間を見つめ続けた、観測者であり干渉しない(職務上できない?)長門に感情移入させようとする意図なら、それはコワい程の成功。
いや、恐ろし過ぎ、やり過ぎかな。

 今回は、割合と変わっている部分が見受けられたような。
「あっ!ここがちょっと違うぞ!」を楽しむアニメ、というのも妙なモノだけど。
 古泉が「アイラービュー」の言い方を毎回変えてきていたりして、声優さんの引き出しの数を試される過酷な(実力を発揮できて嬉しい?)作品でもあろうか。
 作画は今回も良好。
何度か書いた気がするけど、手を抜いている訳じゃない、それどころか同一題材で表現幅を問われ、見事それに応えている画面の作りが、このエンドレスの評価を更に難しくする。

 エンドレス「エイト」が本当なら、次回でようやくループから脱出するのだろうか。
 次で、まだ動きがなかった場合、もう感想としては書く事が無くなってしまいそう。
そこは、同一題材で行われた演出・作画意図の違いや、声優さんの演技、音楽の使い方などに言及する、見る側の「感想バリエーションの豊かさ」が求められている……とか?
自分は、応えられそうにないなあ。
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