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『狼と香辛料II』08.「狼と蠱惑的な旅人」

 ロレンスの、「俺は狩人じゃない」「例えば、俺は道の途中に生えている苺を摘んで、売ろうとは思わない。必ず誰かから仕入れ、誰かに売る。それは譲れない大原則だ」というセリフが、彼の規定する(理想とする)「商人」のイメージを端的に表していて、分かりやすい。
 第一話に欲しかったぐらい、この作品の「香辛料」面を表現する言葉ではあるまいか。

 こういう話し方…表現の率直さや婉曲ぶり、正直さとフェイクの混ぜ方…の面白さが、女商人に「それだけで代償になる」と感じさせた所以だろうか。
いや、この女・エーブが本音を語っているとも限らないが。
少ない代償で得られる利益には、期待できないから。
 ロレンスが彼女の言う事を素直に信じるとしたら、「自分にはそれだけ価値がある」と自惚れている事になる…?
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